2014年度のノーベル物理学賞は、青色発光ダイオード(LED)を開発した名城大学教授の赤崎勇氏(85)、名古屋大学教授の天野浩氏(54)、カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授の中村修二(なかむら・しゅうじ)氏(60)=米国籍=3人に決まりましたね!
で、この青色発光ダイオード、いったい何がすごいんだっけ?
てことで、調べたことをまとめてみました。
そもそもLEDってなに?
【発行ダイオード】( light emitting diode、LED )
LEDチップと呼ばれるもので発光する。
【原理】
LEDチップに順方向の電圧をかけると、LEDチップの中を電子と正孔が移動します。
移動の途中で電子と正孔がぶつかると再結合し、その時エネルギーが光になります。
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要するに、わざわざエネルギーを使って引き離されていたものが、
本来の姿に戻るときにそのエネルギーを放出するってことですかね。
この原理ですごいのは、従来の「電球が切れた!」という症状が起きないことです。
また、点灯時間とともに減る光量も劇的に改善されます。
青色LED自体に真の価値があるわけではない
普段ぼくたちが部屋を照らしている光が、一般的に白色光です。
この白色光は赤・緑・青色光を混合することで白色を再現できます。
今回、青色LEDが開発されたことで、
「
赤緑青の3色のLEDチップを組み合わせた白色LEDの製作」が可能になりました。
つまり青色LED自体が驚くべき発明ではなくて、
青色LEDに伴い可能となった技術に価値があるのです。
青色LEDを用いた白光LEDを発明したことで、より長命で効率的な代替光源を手にいれたのです。
真の価値
LED照明には長寿命、省電力、加えて水銀など有害物質を使用する必要がないという特徴がある。
環境に優しいといえる。
また、LEDは低出力で動かすことができので、電力系統の届きにくい場所にも提供できる。
つまり
充分な供給がない150万もの人々に光を提供することが期待できるのです。
う~ん、さすがノーベル物理学賞!!
科学の進歩ってすごいですね♪
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2014-10-09 18:44
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